2001年6月27日水曜日

津久井湖 久しぶりに1本

日時:01/06/27 水 08:00:-17:30
場所:"津久井湖・中村ボート近辺"
気温:25-33℃ 表面水温:27℃ 水質:アオコ色
水位:満水時から約マイナス5~6m
私の釣ったバス:1

おいおい、、久しぶりにバスだよ(笑)

仕事でグルグルだった
眠いし、疲れてるし。
でも思い立ち、急遽津久井湖に行く事にしたのだ。

中村ボートから出船
8時の時点で、中村ボートからは9名が出ているとの事
ともかく、日差しがすでに、かなり凶暴だ。
太陽の下で、通常のつもり写真を撮ったらかなり白くトンダ。

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今回はこの3本
ABUバイタルスティック6.6fMと5.6fL
それと、私としては非常に珍しくスピニングロッド、モスバックス6.3fLを使った。
まあともかく暑い
起きっぱなしの身体に情け容赦なく太陽が照りつける
ひとまずは串川放水路の寺下あたりに入る
アオコが出ている
水質は、悪いと言えば悪い
こんなもんだと言えばこんなもんだけど
偏光グラス越しに水中を見ると、岸沿いは水質がイイ
で、その岸沿いにバスがいる

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↑40cm弱だろうか?こちらが近づいても逃げない
のんびり、ゆうゆうと泳いでいる
たまにこっちに寄って来ては、私を見上げる

岸沿い以外だと
例えばこんな所に群れている

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40cmクラスが3匹くらいと、30cmクラス、20cmクラスの混合の群れ(一部)

これまた彼ら、、寄って来るのだ(^-^;)
逃げない、竿を出さない限り逃げない。
だいぶ接近してもこの状態だけど
ちょっと離れてひとたびロッドを振ると、「ひゅっ」と音がした瞬間、見事に散っていく。
観察してるだけでも、飽きないものがあるな、、バスは。。
なので、ずっと観察をしていた。
もうすでに、釣り上げたるぅ~(~_~メ)
と言う気持ちが、無くなってきている(笑)
まあ、でも
ゆっくりと離れて、遠目からノーシンカーワームで誘うと追ってくる状態ではある。
しかし、どちらかと言えば、、わたしゃ苦手だ(^-^;)。。。
食わせ損ないまくる(^-^;)。。
こーゆー釣りはしんし君が上手い
まあ、思ったのだけど、この場にしんし君がいたら
もしや?40cmUP含めて 二桁釣ってしまったかもしれない。
ワームに飽きたので、よう~~~~ぅし、、といつもの釣りに戻る
いつもならSH60SPって所を
今日はMegabassだ( ̄ー+ ̄)
higaさんからもぎ取った(笑)MARGAYを装填

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がんがん投げて、ごんごん巻く
う~~~~~~~~む。。
唸ってしまった
泳ぎは意外にラパラ系のぬるぬるアクション
巻くのを止めると、約27度ほどの水温だと言うのに「サスペンド」するのだ
う~~~~~~~~~~~~~~む。。
ただ人気希少ルアーってだけじゃないなぁ やっぱ、、いいじゃん。
ともかく、「これはMegabassルアー」だという事を忘れて
エゲツナイ所にがんがん投げてみる
しかし
さすがに、これだけ日が高いと無理かぁ(^-^;)

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前日、バスプロの小山さんが取材で津久井湖にきたらしい
三井大橋橋脚で50cm弱を含む6本!釣ったとの事だ。
釣り方は、津久井湖マスターの泉さんの
夏場のグッドサイズを狙う釣り方と同じだったらしい。
橋脚にサスペンドしているバスの上を、6インチセンコーを高速で通すリアクションの釣り、
それを聞いて、あぁ もうすっかり夏なんだなぁ~と
変なところで感慨深いものがあった。
でもさすがだなぁ~、、、小山さん。。
サイズを選ばなければ、多分それほど難しいコンディションじゃなかった津久井湖だけど
ちゃんとグッドサイズ狙って、ちゃんと釣るもんなぁ~~~
見習わないとなぁ。。。
気分的には私もグッドサイズを狙ってはいたんだけど
けど
終了時間が押し迫るほどに、ボーズプレッシャーがかかってくる。


中村対岸、鐘淵に入った

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見えるだろうか?
正面中央付近に魚影
しかも、、50cmUP
静かに息を殺して、何度かトライしてみるが、、食うには至らない。。
鐘淵はいつも、不思議な空気が流れている気がする
急深な岩盤で水深がある事も理由かもしれないけど
なんだか、それ以外にもっと不思議な感覚に包まれる
し~んとした感じがする。

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しばらく鐘淵でやっていたのだけど
前線が通過しようとしているのか?風が強くなってきた
ひとまず、本日は馬渡ワンドで釣りを止めようと思っていたので
風に流されながらルアーを撃って行く

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井大橋はアーチ部分の修復工事?でもやってるんだろう?
クレーン車が出ている。
風がどんどん強くなり
波がキツイ

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そして、16時に最後の決戦場?馬渡ワンドに入った

ワンド内は風の影響も無く穏やかで
しかも、、誰もいない貸切状態
しかし、水質はアオコがどこよりもキツかった
でも、後で思うに、そのアオコのキツさが良かったのかもしれない

スピニングに持ち替えて、ワンドの再奥に進む
しかし、、やっぱりもう、スピニングは持っていかない
構造上、ベイトと比べて糸は撚れるし
キャストの精度も低い
どうにも我慢ならない。。
けれど、、スピニングじゃないと使えないルアーがあることも事実なのだけど。。
に、、してもだ。。。我慢ならん(~_~メ)

そのスピニングタックルで、渋く(笑)釣りを始めた
バスの気配はあるが、アオコがキツイのでその姿が丸見えになるって事は無い。
ノーシンカー→ダウンショット
とやってみたのだが、反応が鈍い
もしや、、と思い ワームのカラーを水の色(アオコ)にあわせてみる
ロボワームのグリーンウィニーでゴールドまぶし?と言う凝ったカラーに変更。
しかも、仕掛けを極ライトウエイトのキャロにしてみる
しかもマス針(^-^;)
形振りかまわず、完全に釣る事に徹した
本当に久しぶりだぁ。。このスタイル。。

くくく、、、
きた!( ̄ー+ ̄)V
ゆっくりとスイープで合わせる
元気に左右に暴れるバスの姿が見えて
心底ほっとした、、
「な、、ナマズじゃない」(T-T)
ちゃんと、、バスだ~(T-T)
あぁ、、思えば 去年の3月印旛沼で釣って以来のバスだ(^-^;)。。
バスフィッシングのWeb-Masterが、、
なまずやら、うなぎやら、、ボラばっか釣ってちゃしょうがないだろぅ~(┰_┰)
あぁ、、よかった(笑)
ボートのふちに寄せてサイズ確認
目測27cm
まっいいかぁ~♪
それよりもカメラカメラ、、
でも実はそれよりも、こいつを寄せる時についてきた40cmオーバーの2匹 (-_☆)キラリ
バスを水中に入れたままカメラを探す
波かぶっちゃたまんないな~と、バックの奥に入れたのが仇となる、、
まず外れないだろう、、外れないだろうと思ってたのだが、、
暴れた瞬間に外れはしなかったが、、針が折れた(^-^;)。。
「ま、、マジ?(^-^;)、、」
写真を撮れずにオートリリース
これは、、釣れたカウントだよなぁ?でしょう、、 だよ(笑)
気を取り直して
ます針を結び、さっきの40cmオーバーがいた辺りに投げる
時間はもう16:50だ、、
しかし反応無く、時間切れとなりました
で、今回の勝負タックル

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そー言えば、10年以上前は、ここで(馬渡ワンド)でいつもこれだったなぁ~
しみじみ。。

ついでに思い出したけど、、
ワームでバス釣ったのって2年ぶりだ(笑)
まあという事で、物凄く暑かったけど
凄く気分転換になった一日だった
今、日焼けに苦しんでるけど(^-^;)、、
しかし、、こんなだったら初めから馬渡に入ればよかった。。。
貸切だったし、多分そこそこに釣れた可能性がある。
ボイルもあったし、涼しいし
まあ、あとの祭りだ。
てな感じの津久井湖でした
サイトが得意な人は、サイズを選ばなければ
けっこう釣れますよ~~きっと。

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2001年3月24日土曜日

西山徹さんを天国に送る会

2001年03月24日 西山徹さんを天国に送る会



~西山徹さん死去~

そのウワサを知ったのは3・3の夜、ネット上のとあるサイト
まさか、、と思い
西山さん縁のサイトをチェックしてみるが、公式発表は無い
ガセネタだろうと、
ピーターとオオカミじゃないけど、、
そのサイトは
驚くような真実と、紛らわしい虚実が混在する
心の片隅で、もしかしたら本当なのかな、、
と思う事もあったが、
何よりも
「信じられない、信じたくない」と言う気持ちの方が強かった
様々な事が気になりながら
まさかな。。と言う気分で
関連サイトをたまにチェックしていた、そんなある日、、
TV大阪のTheFishingのサイトで
「西山徹さんを天国に送る会」の告知を発見してしまった。
非常に残念でならない、、


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ここ数年でバスフィッシングを始めた人には
西山さんの馴染みの薄いと思うが
西山さんは日本のバスフィッシングの草分けの一人である。
その活動は、バスだけにとどまらず
所謂、ゲームフィッシングの流布に尽力した方なのだ。
西山さんの書いたバスフィッシングの入門書が教科書だった
と言う人も多い
私もその中の一人だ


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悔いなく
逝く事が出来たのだろうか?
それは本人にしか分らない



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「ありがとうございました」
西山さんのおかげで
バスフィッシングと出会えて
本当に良かったと思います

2001/03/24
「黒鱒の館」管理人

2001年3月21日水曜日

黒鱒の館第四回OLM~春の始まり印旛沼編~

 
日時:01/03/21 水 06:30-17:30
場所:"印旛沼・アサヒナボート近辺"
気温:10-22℃ 表面水温:11-16℃ 水質:しるこ色
私の釣った魚:0 同行者:higaさん・ricaさん・専務さん・しんし君:0


久しぶりの釣行だ、、
2000年の釣り収めが12月13日だっので
3ヶ月以上オフ・フィールドだったわけだ。
朝の5時ちょっと過ぎに、東関道の四街道I.Cでhigaさんと合流
西部印旛沼アサヒナボートを目指す。
アサヒナの駐車場に到着して、ちょっとして、ricaさんと専務さんが登場した
2001年の釣りのスタートだ
私と、しんし君は馴染みのある印旛沼だが、
higaさん、ricaさん、専務さんの3人にとっては、未知のフィールドだ。
ひとまず記念撮影(モザイク入り(笑)

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アサヒナ周辺をぐるりと見回す
ボートハウス側の土手が整地されて綺麗になっている
仮設トイレが新しくなっている

印旛沼は野鳥を撮影する方々のメッカ?でもあるようで
カメラで熱心に野鳥を追っている人も多い。
確かに、注意して鳥を見てみると、普段は見ないような鳥が多い

水面を見ると、生命感は薄いが、今の時期の印旛沼の普通な状態だ。
ただ、アサヒナ前の葦は去年同様背丈が低いままで、、
実は、、一抹の不安を覚えた。
と言うのも、私がもっとも好きで、得意な場所は
まさにボートハウスのすぐ側の葦近辺だからだ。
葦の背丈が低い、、と言う事は
バス側から見て、カバーとしての魅力が激減したという事だよな、、、
実はその後
一抹の不安は確信に変わる。

印旛沼でのタックルセレクトは、迷わない
フィールドの個性が強いためだろう。
一応、4セット用意したが、メインは3セットのつもりだ。

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ロッドは全てオールスターロッド
左から
BCM-6(6f BHシャッド用として使用
SBR-1(6f4in マーシュを結んで予備タックル
SJ-1(6f10in テキサスリグ用
CSM(6f6in スピナベ用
リールはABU4600クラスをメインに、スピナベ用にはQUANTUMのマグ、左巻き
スピナベ用にマグブレーキを選択する理由は、ここに書くまでもないが、、
向かい風でのキャストの頻度によるからだ。


さて、

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AM6:30 フィッシングスタートだ


モーニングバスを狙って、自分の定番ポイントに入る
水面は穏やかだ。
プラグを投げる
私の印旛沼サーチ&メインベイトのBHシャッド
今まで印旛バスの80%は、実にこれで釣っている
絶対の信用があるルアーだ
12年前も、去年もその効果は変わらない。

印旛でのキャスト回数は、低く見積もっても
きっと津久井湖でのキャストの2~3倍だろうと思う
もしかすると、もっと多いかもしれない。
印旛の水深の無さと、キャストディスタンス故だろう。
数投して、異変に気が付く、、、
葦が短く刈られている事以外に、
小枝を束ねた新しいオダが、大量に水中にある事だ。
以前、岸幅20mに対して崩れオダが2~3箇所だったのが
実に、その3倍くらいの密度で沈みオダがある。
去年までのつもりでプラグを引いてくると、、、
とんでもなくオダに捕まる。
、、、、
オダの投入は、バスの為ではないと思うが、
オダの投入により魚の付き場を増やそう、と言うのが大きな理由だと思う
実際、印旛のバスの個体数は激減していると聞いている
それは、食物連鎖のピラミッドが安定した、と言う事でもあるのだが、
その他の魚も、減少傾向にあるのでは?ないだろうか。
詳しくは分らないが、
この大量なオダを見るとそう思う。
そして、もうひとつ気が付いた事があった
葦が刈られた事との因果関係は分らないが、
ほんの数センチ、岸際の泥の堆積が増えて ほんの数センチ浅くなってはいないか?
確かに水位は、-4cmくらいのような感じだけど、
その分を差し引いても、そのポイントは確実に浅くなっている。
センチ単位の変化が何か大事?なの?と思う人がいるかと思うが、
印旛沼は浅い
基本的に水深1mとして、一番深くても2m
しかし、その2mと言う場所は「特殊」なのだ
極端に単純な比率で考えると
印旛沼での2cmの減水は、津久井湖での40cm~50cmの減水に相当する
本当に極端な考え方だけど(笑)
そして結論としては
私のポイントは、成熟したポイントでは無くなったと言う事だ。
過渡期のポイントになってしまった、、
ベストシーズンに再検証の必要があるが、、
以前の爆発力を持つには、葦の背丈が伸びる事と、オダが馴染む事が不可欠だ。

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6:30~8:00まで、休むことなくキャストを続けた
水温は11℃ この時期の朝の水温としては普通だ。
以前はこの水温でもルアーを追ってくるバスがここにはいたのだが、、
さて、、様々な状況変化で、そのアクティブなバス達は何処に行ったのか?
回遊ルートを大きく変えると言う事は無いような気がするので
もしかすると、気持ち沖目になったのだろうか?
千葉の杉花粉は野性的で力強い(笑)
まったく眠ってなかった事と、花粉症爆発で睡魔に襲われる、、
ボートに仰向けになり、空を見上げる
そのまま2時間眠ってしまった。
、、10時に目を覚ますと
周りには誰もいない

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目を凝らして対岸を見てみると
どうやらhigaさんらしい人影がある
多分新川の方に皆は行ったのかな?と思い私も新川に向かう。

皆、黙々とそれぞれのゲームを続けている
ricaさんと専務さんの船が、印旛沼に対して一番困惑しているように見える。
そうだろうなぁ~、、、
何処にも似ていない独特のフィールドだからなぁ(^-^;)
う~ん、印旛に対してネガティブな印象もっちゃったかなぁ~(^-^;)
と、気になる

思えば、私の初印旛体験はラッキーだった
爆釣ではなかったが、グッドサイズを数匹釣り上げ
印旛バスの「どっかんファイト」を最初から体験した
当然、その水深の無さには驚愕したが、、
そしてその後 プラグでのグッドサイズの数釣りの体験
「印旛でアブレ無し」
と言うイメージが自分の中にある
打率は7割くらいだろうか?

昼の時点で気温は20度を越えた
水温は15度
この水温のまま夕方の「凪」を迎えれば、、、
アブレる事はないはずだ
予定通りの「凪」が来れば。。


水位観測所をやってみる
普段は見えない水中に張られている板が見える、
水深が若干落ちている事と
水温が低いので、水が多少綺麗なのだろう(綺麗と言っても、マッディだが、

その他の場所もやってみる
杭打ちも当然やってみる
矢板打ちもだ
反応は無いが、、
この時点では焦りも無い
この時期、その事が特別な事ではないからだ。
私がこの時期狙っているバスは
回遊性のアクティブバスだ
居着きの待ち伏せバスは狙わない
この時期はそいつを狙うと外す事が多い
餌に対して、非常にセレクティブだからだ。

15時を過ぎると風が出てきた
その後どんどん強くなるが、
これも特別な事ではなくて、通常通りの事なのだ。
この強風があるから、その後の凪状態での岸際が生きてくる
プランクトンやら、小魚やら、流されて
それを狙ったバスが群れで岸際に入る
そのバスはアクティブで強気だ。
ただ、必要不可欠最重要な要素は「凪」なのだ
強風で攪拌された水が落ち着きを取り戻し
バスの視界と側線がクリアになり、、と言う状態。

さて、その凪なのだが、、
本当にたまに、日没後まで待たないとこない時がある。
そんな日にあたってしまったのだ、(^-^;)、、
実は、、、
残念な事に全員ボーズだ

ついてね~、、、ヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノ
止まない強風下
私と、higaさんはボートを出した
水面はうねり、かなり荒れている
その中でも葦原に風がブロックされて静かな水面がちょっとだけある

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過去にこんな強風下
そういった場所で何度か釣っている
ただ、今回残念な事は、、
葦が刈られて
カバーとして弱くなった事だ。
この葦の背が高ければ、、、
スピナベを投げるhigaさんにあたりがあった
それは葦原の後ろ
ピンポイントで水面が穏やかな所だ

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その後17:30まで粘ってはみるが、
風は止む気配も無い
あきらめて納竿。
さて、バスは何処にいたのか?
( ̄ー+ ̄)
実は分っている
でも、そこを狙う専用タックルじゃないと狙えない、、
ヘビーカバーもヘビーカバー
折り重なった葦の下
水深は40cm

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例えば、こんな所の下にいるのだ

2oz位のフロリダリグを
エキストラヘビーアクションのフィリッピングロッド
で使えば、狙えなくもない。
ヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノ(笑)

と言う事で、2001年の初釣りはボーズでスタートした
このままだと「黒鱒の館」ではなく
「散財の館」(笑)ですよ~と
higaさんが言っていたが
それもそうだな~ヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノ(笑)
管理人に至っては
ナマズばっか釣ってる(笑)と
後ろ指さされないように(笑)
頑張ろうっと


今年はバスを釣りますよ、私
しかも価値のあるバスを。
え?何?今、津久井湖釣れてないって?
( ̄ー+ ̄)
いいじゃなぁ~い
釣れないところで釣ったらヒーローだよ
底力見せてやろうじゃないの( ̄ー+ ̄)
でも、その底力って
「釣れなかった言い訳の文章力UP」って事じゃないよな?
って声が聞こえてくるような気がしないでもないが(笑)

2001年シーズンイン


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2001年2月4日日曜日

国際釣り博 featuring:MC・藤亜以子


「国際釣り博」がフィッシングショーと言う名称で
確か、晴海で行われていた頃私はバスフィッシングにはまり込んだ。

その当時はバスフィッシングを盛り立てて行こう!
と言う気運が高く
アメリカからBASSのTopProも多数来日し、レクチャー等も行っていた
当然日本のTopPro達も各メーカーのブースで熱いレクチャーを行っていた。

今年
本当に久しぶりに、釣り博に行ってみて思ったことがある。
まずそれは、
日本のTopProは、未だに世代交代が無いんだなぁ と言う事だ

12年前TopProだった方々は、今もTopProのままなのだ
それが、まったく「駄目だ」と言う事ではないのだけど
なんだか、不思議な気持ちもある
そして
その方々の現在の姿と昔の姿を重ね合わせて
国際釣り博の会場を徘徊してみた訳だ。

会場に到着したのが14時過ぎだったため
下野さん、村田さんの姿を見る事が出来なくて、少々残念だったが、
今回、私が一番興味を持っていたのは
田辺哲男Proなのだ

田辺プロは昨年、
名実共に世界で通用するバスアングラーで在る事を私達に示してくれた
バスフィッシングと言うカテゴリーの中で
世界最高峰であるBASSトーナメントで結果を残してくれた
それは本当に素晴らしい事で
野球に例えれば
メジャーリーグの一線級の選手で在る事と同じ事だ
「有言実行」
それを成し得る、数少ない本物のアングラーだと言える。
その田辺プロが、日本に戻ってきた
個人的な思いとしては、USAトーナメントで更に戦って欲しかった、、
と言うのが本音だ
しかし、様々な理由があったのであろうけれど
田辺プロは、日本に戻って来たのだ。
その発言と行動は、非常に興味深い。

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田辺プロのレクチャーは14:30-15:30
ほぼ1時間、本当に熱っぽく、休む間もなくDUELのブースで語り続けられた


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話の内容を要約すると
ほぼこう言う事だと思う
曰く
「日本にゲームフィッシングの概念を定着させたい
その為に私は、使命感を持って行動する」
話の核はこの事だ
DUEL製品の説明はそっちのけ(笑)だった
しかし、製品の話よりも もっと根源的で大事な話をしたと思う。
それは、個人個人のゲームフィッシングへの
意識の持ち方の確認と、深慮の提示だ。
田辺プロは語る
「ヘラをやろうと思って、始めたんだよ
魚を釣って食べると言う事が目的ではなく
純粋にゲームフィッシングとして
バスフィッシングより、遥か以前から楽しまれている
ヘラ釣りを、やってみたいと思ったんだよ」
「ヘラ釣りは、楽しいから 今も尚、皆やっているわけだよね
そして、うまく回っているんだよね」

田辺プロは、日本の風土に馴染み
脈々と続いている「ヘラ釣り」から
何かの答え、方法論を見つけ出そうとしているように思う
面白い事には、訳がある。
と言う事を体感しようとしているのだろう。

話は、ゲームフィッシュのバックリミットにも及ぶ
事例として、アメリカの釣り場の事情をあげていく
確かに、
私も思っていた事なのだけど
特には、海の釣りだ、、
「食いきれないほどの魚をKeepする事」への疑問だ。
アメリカでは、魚種別のバックリミットを定めている。
釣り資源を守るためだ
そして、これは最近知った事だったのだけど
「ゲームフィッシュと認定されている魚の、職業漁師による漁が禁止されている」
と言う、衝撃の事実だ。
これは、今の日本では、考えられないほど徹底した考えだ。
バスブームの時
「経済効果、経済効果」と呪文のように、それを盾に
薄っぺらい論理を掲げてブームを正当化しようとしていた風潮とは
まったく次元が違う。
ゲームフィッシングへの造詣と、文化意識の隔たり

田辺プロが目指し
10年、20年かけて、それでも出来るか、出来ないか、、
壮大な、多分自らの生涯をかけるであろう思いの一部が見えた気がした
BASSのレギュレーションへの不安とか、
スポンサードの問題とか
そう言う問題以外に
大きなテーマを持って、日本に戻って来たのだと、少し理解出来たと思う。

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そのDUELのブースでricaさん、専務さんと合流した
higaさんとはMegabassのブースで会ったみたいだ
ひとまず私達は、
一息つきに(タバコだね 喫煙所方面にあるMegabassのブースに向かう

Megabassのブースは、他のブースよりも活気があったような気がする
未だにプレミアム性を保っている唯一のメーカーらしいと言えば、それまでだけど
売上の落ち込んで来た釣り具業界の土俵際で
ふんばっていけているのは、やはり、
「伊東氏の強い思い」があるからだろう
その真剣さがMegabassの核なのだと思う。
と、言う事で
非常に入手困難なMegabassのCatalogueを入手する


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普段は\1500(おぉ~、、、 で売っているらしいが、(店頭で見た事無い(^-^;)
釣り博特別価格\500
[GATE A WAY]
とタイトリングされたCatalogueは、もう、Catalogueと言うよりは
「本」レベルの内容だ
Catalogueですら、熱を持っているような気がする。
このテンションと熱さが
Megabassの全てだろう。
読んでいると高揚してくるので、眠る前には読まないほうがいい
Catalogueの枠を超えたCatalogueだ。

higaさんと合流
ひとまずタバコタイムだ

higaさんは午前中から来ていたとの事だ
Megabassブースで伊東氏のサインをしっかり貰ったらしい
そのhigaさんがわざわざ会場まで握り締めてきた物がある。
それは、、、
DAIWAのTD-Zだ
わざわざリールを持って来たのには訳がある
higaさんは並木Proの大ファンなのだ
しかし、、、並木Proに会いそびれたらしく
後ろ姿に哀愁がただよう、、

私は、ひょいと単独行動をする習性がある
ある意味、協調性が希薄(笑
ただ、今回はこの習性の為に
higaさんのTD-Z会場持参行動にちゃんとオチがついた

ふらふらとDAIWAのブースに行って見た
ステージでは私の好きな宮本Proがレクチャーをしている
何気に、DAIWAブースの裏手に回ってみた
そこに、並木Proがいた
higaさんに電話をかけて呼び寄せた

念願のTD-Zに並木サイン♪タイムだ


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緊張の面持ちで 並木Proのサインを見守るhigaさん

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真剣にサインを書く並木Pro

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何かを語りかけてるHigaさん

無事に終わり記念撮影

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higaさん、断っての希望により higaさんには目隠し
並木Proの目線が外れているのは
ricaさんと同時に記念撮影をしたため(ricaさんの写真はきっとカメラ目線
何故かhigaさんは私の方のカメラ目線

その後、小躍りするhigaさんヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノ


そしてまた私は放浪の旅に、、


徘徊して、思った事があるのだけど
人気のあるブースと、それほどでもないブースの差がハッキリと出ていたなぁ、、
終了間際でも特に賑わっていたのは
Megabass
ラッキークラフト
DAIWA
以上3社だ

エバーグリーンは、主だったProが総出演のわりに、寂しい感じがしたように思う
シマノは製品を熱心に見ているお客さんが残っていたが、
誰か目玉の人間が残っていたわけではない

そう言った中でも、比較的人が残っていたのは
EDGEのアングラーズ・リパブリックかも知れない
根強さを感じた

さて、そんな訳で2001年の釣り博も終了した訳だが
なんとなく、今年の釣り業界の様子が分かるような気がする
それは
「個性があり、強い理念があるメーカーは
ちゃんと残るであろう」と言う事だ
人々の金銭感覚が正常になって来ている事を
(良いものには金を出す、と言う 当たり前の事だ
そう言った事が よりハッキリとする年だと思うのだ。
それは、メディアに露出し 中身の薄い行動及び言動を取るProの存在にも言える。
本気とか本心と言う形の無いモノ
スポンサードされた物を売っていく姿勢
様々な事の本質を問われる
そんな年だと思うのだ。

とまあ、なんだかとっても固いリポートになってしまった罪滅ぼしに(^-^;)
[釣り博の華]
の方に最後は登場してもらおうと思う。

私はもう、見た目はともかく、、、
実年齢ではおじさんヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノに足を突っ込んでいるので
ちゃらちゃらした露出の多いイベントコンパニオンには
何の興味も無い(笑)
なので
そこはかとない存在感と知性と美貌じゃないと
心を打たれないのだ( ̄ー+ ̄)

そこで
DUELのブースで田辺ProのMCをしていた
「藤亜以子」さんに登場してもらい
このレポートを意義のあるw 今年最初の長文レポートとして締めくくりたい

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黒鱒の館に
写真掲載を快諾して下さった
「藤亜以子」さんに感謝致します。


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GO FOR IT !

追伸
今後も釣行レポート以外に 何かイベントがあったらレポートしようと思っています。

2001/02/04
「黒鱒の館」管理人