2000年10月15日日曜日

多摩川丸子橋 東京側でバス狙い

日時:00/10/15 日 場所:"丸子橋東京側"
気温:22℃ 表面水温:?℃ 水質:クリア
私の釣った魚:0

誤算

10月7日の釣行で丸子橋のバスはすっかり見えたつもりでいたのだ
しかし
現実は甘くない
戦略と考察を再度練り重ねるのだ

土曜の夕方に行こうと思っていたのだけど
ここのところ仕事が忙しく
疲労も溜まっていたみたいで 土曜は止めたのだ
しかし、夜中にインターネットオンラインしているうちに
ふつふつと、、バスを釣りたくなって
このまま眠らなければ朝の丸子橋に行こうと思った。

7月の丸子橋Deオールナイトを抜きにすれば
朝の7時台から丸子橋にいるのは、、
初めて丸子橋に出撃して以来だ
思えばオフラインでricaさん、専務さんとお会いしたのもそれが始めてだった

まあともかく
前回の釣行時に今度は東京側に入ってみようと思ったので
今回は東京側に入ってみた

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大きな誤算があった、、、、
川崎側から見たときに「岩」だと思っていた所は
実は泥が堆積して固まったものだったのだ。。
確かにあと数千年か数万年もすれば岩になるのだろうけど、、
岩盤と泥ではカバーとしての質が違いすぎる
そしてテトラとブロックの辺りも確認したら、水門が全開の今
カバーとしては何の価値も無い事も分かった
水門が閉まり満水なら良いとは思うのだけれど、、
ともかく状況は対岸から見たほど良くなかったのだ。
渋そうだなぁ~、、と思いながら
ひとまずスピナベをセットしてあちこちチェックしてみる
、、、、
ブレイクがキモなのはすぐに分かった
鯉狙いの人達もブレイク狙いで竿を入れている
?????
何処かで見た風景なのだ
風景と言うより地形か?
釣り歩きながら、どこだっけ?どこだっけ??と考えてみた

「、、、! 減水時の津久井湖」

津久井湖の低質も、実は固い泥なのだ
大減水した時、津久井観光ボートの桟橋は満水時の約-10Mラインあたりになるのだけれど
その桟橋のすぐ目の前はブレイクになっていて
そこは満水時の-20Mラインなのだ
剥き出しの低質が同じだ。。
そしていきなり落ち込む所も似ている
津久井湖を川に見立てれば、観光側はメインチャネルのアウトベンド
そして丸子橋東京側もチャネルのアウトベンドだ
自然の摂理で、似ていて当然なのだろう。
などと思いながら
あらかたチェックを終える
さて、、ともかく
思った以上にプアーなポイントだという事が分かった
バスは何処にいるのか?


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ジャンボグラブのノーシンカーをセットする
流れはこれから下げ潮なので、ひとまず緩やかだ
ブレイクを丹念に探って行く
立ち入り可能な唯一のマンメイドストラクチャー周りも探ってみるが、、
水深が無いのが禍している

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その後潮が下がり始め 確実な流れが出てきたので
捕食モードに入るか?と思い3Dミノ-にチェンジ
しかし、、反応がないので


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4inchリーチのダウンショットをリグってみる
偏光グラス越しに。。魚が見える
?、、!!
どシャローに姿をみせたのは30cmUPのバスだ
バスの存在を確認した
そのバスは優々と泳いでどこかに消えてしまった
多摩川丸子橋バス初確認の印象
「スレてそうだなぁ。。。」

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どうにも、ワームの釣りがまどろっこしいので、、
ノーブランドの3/8ozスピナベに変更してみる
偏光グラス越しに魚種は分からないけど
何らかの魚がチェイスしてくるのが見える
?なんだろか? 白い斑点がある?
その後 またバスが現れる
30UPサイズだ
スピナベをしつこく通していたコース上に現れたので
多分誘われたのだと思う
そして、そいつの鼻先を通すが、、、無視。

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食わせの釣りに戻そうと思いワームをセット
水流がちょっと早いので ヘビースプリットリグと言うか、、
簡易なライトキャロライナと言うか、、
ひとまずそんな感じでシンカーを噛ませる
遠投ズル引き
離れたシャローに遠投放置。。色々試すが、、やっぱりピンとこない。。
そんな時はやっぱり、、

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BHシャッドを使ってみる
水質はクリアーなので泳ぐ姿がよく見える
独特の「ひらひら」とした動き
しかし、、不発だなぁ、、と思った矢先
目の前に40UPが出現
しかし、どう見てもやる気無し、、
なんだか津久井湖のバスを相手しているような気になってくる、、、
そして近所の子供だろうか?
2人共マンメイドストラクチャー周りをノーシンカーワームでやっている
がすぐに止めてどこかに行ってしまった。
そう言えば、朝入った時も一人やっていた人がいて
やっぱりノーシンカーワームだった
推測するにそのマンメイドストラクチャーには
条件が整っていれば常にバスが着いているのだろう
条件が足らないとすれば「水深」だ、、、

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ルアーをチェンジしてみる
クールのキャットブルだ
BHシャッドよりも飛距離が出る 潜行深度もちょっとだけ深い
しばらく投げてみるが反応は無い、、
ちょっと眠くなってきたので レジャーシートを取り出し横になる
ねっ転がって見上げる空は今にも泣き出しそうだ。
。。。
どうやら10分程本格的に眠ったみたいだ
背中が冷えている

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のろのろと起き上がり
ヒルデブランドのザ・ブレードを結んでみる
どうも、
やはり今までローテーションさせたルアーの中で
何かしらの反応があったのはスピナベなのだ
引いてくるスピナベに追ってくる魚がいる
さっきもスピナベを追ってきた正体不明の魚だ。
何度か通す内に3匹ほどチェイスしてくる
いずれの魚も白い斑点がある
なんだろうか?病気なのか?
一匹結構近くまで寄ってきたので姿を見ると、、「ハヤ」っぽい
しかし、、確実な正体は分からない

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ぽつり ぽつりと雨が降ってくる
昼前には上がるつもりだったので雨具の準備が無い
ルアーをノーシンカーワームにしてみる
しかし、、一本でルアーロテーションさせるのは辛いなぁ。。
津久井湖用タックルセットだったら持ち変えればいいんだけど。。
せめて、しんし君がいてワームやってくれていると もうちょっと段取りがいいんだけど。。
そのしんし君
朝7時に連絡取ったら「今仕事が終わったところで、、これから眠ります。。Zzz」との事だった
う~~~~ん。。
まあ、そんなところで


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タックルをテキサスリグにしてみる
久しぶりだ
気分的には
「釣れる釣れない」はもういいから
ともかく
「あらゆるリグを試してみよう」と言う気分
雨がぽつぽつと。。ちょっと真面目に降って来そうな気配だったので
14時過ぎに納竿

やはり、、
想像だけでは駄目で
実際にやってみないと、本当のところは分からない、、
何でも同じだなぁやっぱり、、
と思いながら丸子橋を後にした。

追記
東京側、川崎側
両方やってみて分かった事が沢山ある
本当に重大な要素が多い事に気がつく

ストラクチャーの貧困
回遊性の高さ
水門が全開時の場合、潮の動きにかなり左右される事
ハイプレッシャーである事
主なベイトフィッシュは多分、、●●であろう事
鯉釣り師の練り餌すら重要なファクターである事
etc.etc....
その謎解きの難しさ。。

しかし、謎解きこそバス釣りの最大の楽しみなのだけど
う~む、、
今のところの結論は出ている
狙うべき時間と場所も目星がついた
しかし、大問題がある
「いきなり水門が閉じて満水になってしまったら。。。」と言う事だ
全てが変わってしまうだろう、、、
でも
まあ、色々考えるより
何処にいてもバスはバス
「シーズナルパターン」
と言う基本に立ち返って考えれば
案外簡単なのかもしれない
時と場所とツールが変わろうが
人間が人間であるように


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2000年10月7日土曜日

多摩川丸子橋 なまず1 シーバス1

日時:00/10/07 土 場所:"丸子橋"
気温:22℃ 表面水温:?℃ 水質:クリア
私の釣った魚:2 ナマズは53センチ

バス狙い~シーバス狙い

丸子橋 奥が深い


今週はスケジュールがタイトだったので
水曜とか木曜とかには行けなかった
本来、土日の釣り場は嫌いなので
本当は避けたかったのだけど
無性に釣りに行きたかったので背に腹は代えられない
なので
前から考えていた丸子橋でのバス釣りに再チャレンジだ
思えば、なんで丸子橋で釣りをしようかと思ったかと言うと
理由は多摩川のバス探索だったのだ
それがいつの間にかシーバス狙いになっていたのだけど
それはそれでいいのだ
で、そんな感じで通っているとバスの情報も入ってくるわけだ
しかし
バスをキャッチするには
私の苦手な芋虫毛虫の類を踏み越えて行かなければならなかったのだ
それは、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
厳しいのだ。。
なので「草木が枯れ始める頃」を待っていたのだ

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夕暮れの丸子橋に到着したのは17時過ぎ
上の写真は橋の上から撮ったものだけど
ご覧の通り水門は全開のままだ
さて釣り場だ

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本当に久しぶりに明るい内に丸子橋に来た事を思い出した
4ヶ月ぶりくらいかもしれない
シーバス狙いに絞ってからはいつも暗くなってからここに着いていたので変な感じがした、、
まあ、ともかく
太陽があるうちはバスを狙うのだ
時間にして1時間
秋といえばスピナベだ
と言うか、バス釣りの場合 年間を通して何は無くとも必ずスピナベはセットしているのだけど(^_^;)
ともかく自分にとって一番信用できるのはスピナベなのだ
ひとまず堰の所でタックルセット

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ラインは、、、
トラブルが多くて、もう使いたくないけど(^_^;)
まだ300m巻きが一個あるので
スタンクリークの12LB
ルアーは私一押しのスミス、ウイードマックス1/4oz
リールは印旛沼で使っているクアンタムの左巻き
ロッドはいつものダイワの6.6fML
まあ、なんで左巻きを使うかと言うと
分かる人は分かると思うのだけど、、
水深の無い所は着水後いきなり喰ってくる事が多々あるためだ
特にスピナベは、きわどい所にガンガン入れる事が多いので
持ち替えたりしている場合じゃないのだ
なので巻物でも私の場合左巻きを使う事が多い
堰を越えどんどん上っていく
水門が全開だから、満水時と比べて
水深は-50~60cmくらいなのだろうか?
広い砂地が露呈している
ん?砂地かぁ。。。ふっふっふ そうかぁ ふっふっふ
と言う事は、、、
ともかく砂地をザクザク歩く
対岸に目をやるとバス狙いが何人かいる
ふ~む、、、確かに対岸の方がバス釣りには向いている
今度は対岸に入ってみようか?と思いながら更にザクザク歩く
※申し訳ないが場所を明かして場荒れさせたくないので写真は載せません
ともかく釣り場に着いた
水質はクリアだ
日は沈みかかっている、ちょっと風がある
スピナベなシチュエーションだ
ひとまず第一投
障害物を探しながら巻いてくる
ふむふむ、、
同じ所にもう一度キャスト
スピナベが何かの障害物をかわしたそのすぐ後
ごん!と明確にあたる
お!!!!
バス???バスか?????バス????
スピナベに喰ってくるのだからバスの可能性は高い
がしかし、、速度が無い
バスの引きとは違う
??
察するにこの重い感じは、、、
魚体が見えて、なるほど納得。
正体はこいつだ

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上顎ガッチリ53cmのナマズ君

しかし、、こんなにナマズを釣った年もない、、
それもグッドサイズばかりだ
もう、今年は釣らないだろうと思っていたのに。。。
ナマズ君こんにちわ、、、
その後2度ほど小さく「コン」と当るが乗らない
勘なのだけど多分「バス」だ
ブレードに神経を集中していると、回転が乱れる事がわかる
前当りみたいなものだ、
バランスのいいスピナベじゃないと取れない感覚だ
去年色々スピナベを引き倒した。
誰もが知っている有名メーカーのスピナベも使っていたのだけど
センシティブじゃなかったり、変に引きが重かったりで 満足できない物が多かった。
そして行き着いたのが「ウイードマックス」だ
去年の今頃、津久井湖で泉プロとお会いして色々話をした後
気分的に乗っていた事もあったかもしれないけど
45cm、47cmとグッドサイズを立て続けにウイードマックスでバスを釣った
そんな良い印象が強いとも思うのだけれど
でもやっぱり
水流が他のスピナベよりも良いような気がする
私のスピナベ論のキモは「水流」なのだ
ブレードの輝きと言うのはあまり気にしない
何故なら。。。。
続きは別の所で書くとして、、ひとまず丸子橋に話を戻そう
ものはついでに、シャッドプラグにルアーを変更
魚がいる事は分かったので、シャッドプラグの効果が知りたかったのだ
しかし、、、無反応
多分、泳層の問題のような気がする
水深をキープしながら直線的に動くものの方が良かったのだと思う
正に秋のパターンだ
プラグだと水深の問題もあるけど、U字型の軌跡になってしまう
ボートで沖から岸を狙うのならまだしも、、陸っぱりだ
そうか、、と気がつきスピナベに戻した頃
日が暮れて視界が悪くなる
足場があまり良くない所なので 事故が怖い、、、
ひとまず好感触を得たので撤退することにする
砂地をザクザク歩きながら堰の方に戻る
各所でルアーを投げてチェック
季節によっては川崎側がいいと思う
でも今は東京側だろう
何故かは分かるでしょ?
ザクザク。。。
その後はシーバス狙いにチェンジ
時間的にはもうちょっとで下げいっぱい
満水からの下げ始めは活性が上がるが
今は駄目
ルアーを投げても無駄。。。
アンパンを食べながらリールをチェンジする
いつものTD2Hiだ
これには10LBを巻いている
前回パラボリックな竿で使っていたからだ
しかし、、それがまずかった。。。
投げないのもなんだなぁ、、、と思いながら
水路の左右をチェック


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明るい内に撮っておいた写真

なるほど。。。今写真を見て気がついた事がある
なるほど、、、
という事は、丸子橋に行く時間を今後変えた方がいいな。。

ルアーはいつものターゲットミノ-
今の水深で使うのは、、まずいかも。。。。
と思った矢先
「カッ、、、」と根掛かる
、、、、、、、、、、
取れない
ロスト
水路の下側に入ってみる
ボラが群れている
魚体にコツコツ当る
すると、、、驚いて跳ねる
20時を過ぎたあたりからこの下手側は断然風呂臭くなる
ちょっと好きじゃないのだけど
今後寒くなるにつれてこの温排水が鍵になる事もあるだろう
魚も
多少の風呂臭さを我慢すれば暖がとれるのだから、、、多分我慢するだろう
この温排水をたどって行くと各家庭の風呂にたどり着くのだ
驚くほどの美人が入った風呂の水かもしれない。。
驚くほどのおぢさんが入った風呂の水かもしれない
驚くほどの。。。。
そー考えると、感慨深いモノがあるなあ、、、、
かつて、微小たりとも自分の一部だった物が
人を問わず交じり合い海へと帰るのだ
う~ん。。。
人が回帰すべきは海なのか、土なのか?
などと
どうでもいいような事を考えながらルアーを投げていたのもマズカッタ。。
「カッ、、、、」と根掛かる
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
この前新橋のギルを久しぶりに覗いてターゲットミノ-を買おうとしたら
新品は完売だったのだ。。。
頼むよ。。。(T-T)
なのでロストは厳しい、、
原因はラインだ
10LBと言う細さがまずい、、
この竿にはちょっと細い事もあるし
細いという事は水流抵抗が小さいという事で、通常の感覚よりもちょっと潜るのだ
それと
細いという事は、単純に弱いと言う事でもあるのだ。。
当たり前な理屈
結局リールをクアンタムに戻す。。
その後はロスト無し 後の祭だ、、、
予想では21時過ぎくらいからちょっと活性が上がるはずだ
それまで結構時間がある
なので、丸子橋の橋脚下流まで行ってみたり
堰のすぐ上に行ってみたりする
それでも時間があるので ちょっとぼ~~っとする
空を見ると月には思いっきり傘がかかっている
明日は雨なのかな?
他には、北斗七星が見える
多摩堤通りを、パトカーがサイレンを鳴らして走っていく
思えば気温も随分低くなった。。。
さて
潮が上がり始めた
再開だ
ともかく投げる巻くを繰り返す
「コン」と当ったので合わせる
けど引きが変
???????
上がってきた魚を見て笑った


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ちゃんとシーバスで、ちゃんと口にフックアップしたのだけど
サイズが(^_^;)
16cmと言う初めてのサイズ
ルアーよりちょっと大きいだけじゃん(笑)
その後一度当るが
ぼ~~~~~っとしてたのでフックアップ出来なかった。。。
いかんなぁ。。
もう少し経つと一気に水位が上がるタイミングがあるのだけど
それを待っていると電車に乗り遅れる(^_^;)
仕方ない、、、
そう思い23時に納竿
とっても良い気分転換になった
それと
次回はバスを釣ろうと思う
本当に丸子橋というフィールドは奥が深い
と思ったのだ。

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